枕選びで重視するポイントはいくつかありますが、高さも重要なポイントです。
枕は低いものから高いものまで、色々な種類の高さがあるので、失敗してしまわないために、今回は自分に最適な枕の高さに出会うための測定方法や注意点などをお伝えしていきますね(^^)
枕の高さが合わないとどうなる?
まずは枕の高さ選びの重要性を知ってもらうために、もし失敗してしまうとどうなるかをお伝えしますね。
首や肩に負担がかかる
枕の高さが低い枕を選んでしまうと、枕に設置する面が狭くなるので、首や肩に負担がかかってしまいます。
その結果、肩こりや首コリの原因となってしまいます。
いびきの原因となる
枕の高さが高い枕を選んでしまうと、頭が上がりアゴが下がるため、気道が狭くなり呼吸がしにくくなります。
その結果いびきの原因となり、疲れが取れにくくなります。
いかがですか?枕の高さがとても重要なのはわかっていただけましたか?
せっかく疲れをとるはずの睡眠なのに、逆に疲れがたまってしまっては問題ですからね(^^;
では、ここからは枕の高さ選びに失敗しないために、一般的に最適な高さのはかり方をお伝えしていきますね!
Step1 首のカーブの深さを計測
まずは首のカーブの深さを計測するため、水平の壁に、もたれかからないように、できるだけ姿勢よくまっすぐ、背中が当たるように立ちます。
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上半身の力はぬいて、ゆったりと楽な姿勢をとりましょう。
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その状態で、壁から首のカーブの一番深いところの距離を測ります。
この距離が、枕の高さの目安になりますよ(^^)
ただしこの方法は一人で測ると誤差が出やすいので、ご家族など他の人に測ってもらってくださいね!
Step2 計測結果に+2cm
壁から首のカーブまでの長さを計測したら、次はその値に2cmを足します。
枕の上に頭を置いたときに、枕が沈み込むので、その分をプラスするというワケですね。
もし低反発枕や、フカフカの羽毛枕などを検討している場合は、沈み込みが大きくなるので、+4cmくらいを想定しておいたほうがいいでしょう。
選ぶときは高さ調整できるものを
少し枕の高さ計測のステップとは外れますが、枕は高さ調整できるものを選んでおくことをおすすめします。
計測結果に誤差があるかもしれないのと、人によって最適な高さが微妙に変わるためです。
最低でも1段階の高さ調整、2段階以上高さ調整できるものがあれば理想ですよ(^^)
Step3 実際に測定
ここからは、実際に高さ調整ができる枕を購入した後の話です。
まずは就寝している布団の上に高さ調整が出来る枕を置き、実際に頭をのせてみましょう。
この時に、立っている時と同じ首の角度ならOK。
立っている時に比べて顎が下がっている、顎が上がっていると感じたら、高さを調整しましょう。
枕の最適な高さは、使っている布団によっても変わってくるので、この工程は必ず挟んでくださいね(^^)
私の場合は
ちなみに私が枕を選んだときは、壁から首のカーブまでの隙間が4.5cmでした。
高反発の枕を選んだので、これに2cmを足して、6.5cmくらいの枕がベストでしたよ(^^)
平均は
男性の場合だと5~6cm
女性の場合だと3~4cm
みたいです。
注意 仰向け時と横向き時で高さは違う
ちなみに、自分に合う枕の高さが分かり、実際に枕を選ぶときに注意してほしいことがあります。
それは、製品情報などに記載されている枕の高さです。
製品情報に記載されている高さは枕全体の高さなので、横向き出来るように作ってあるものだと、横向き時の高さが記載してある可能性があります。
仰向け時が書いてある場合はそれを参考にし、書いていない場合は一般的に2cm程低くなると考えましょう。
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