朝起きると枕が頭の上までズレて、布団やマットレスの上に直接頭が乗ってしまっている・・・
これは極端な例かもしれませんが、あなたは起きた時に枕が正常な位置にありますか?
枕の正常な位置とは?
枕はこんな感じで、頭だけでなく首も支えるように寝るのが、身体に負担をかけない使い方です。
もし寝るときにはこれを意識していても、朝起きると正常な位置にない場合は、枕がズレている可能性があります。
枕がズレのは素材が原因かも
枕がズレてしまうのは単に寝相が悪いだけというのも考えられますが、布団などはそのままで枕だけズレる場合は、枕の素材がズレの原因になっているかもしれません。
枕がズレる原因:枕カバーの素材
例えばあなたの枕のカバーはこんな素材ではありませんか?
・テンセル
・ポリエステル
これらの素材はこんな感じでツルツルの素材です。
頭への摩擦は減るので、抜け毛や髪への負担を減らすことはできるかもしれませんが、「枕がズレて困っている」という人にはおすすめできない素材です(^^;
枕がズレる原因:枕の中の素材
枕の中の素材が「パイプ素材」「コルマビーズ素材」などの場合も、枕がズレる原因となります。
これは枕自体がズレるというよりも、パイプやコルマビーズが流動的に動いてズレるというイメージです。
枕がズレると寝違えの原因にも!
例えば、一度枕なしで横になってみてください。
顎が上がって首に負担がかかりませんか?
その状態で1晩寝ると、首が痛くなってしまいそうですよね(^^;
この例を見てわかるように、枕って高さがとても重要なんです。
適切な高さでないと、肩こりや首コリなどの原因にもなってしまいますし、もし頭から離れるくらい枕がズレてしまえば、枕なしで寝るのと同じような状態なので、首を寝違えてしまう可能性も高くなってしまいます。
枕がズレる場合の対処法
首コリ、肩こり、寝違えなどを引き起こしてしまわないためにも、枕がズレる人はこれからご紹介する対処法を試してみましょう。
枕カバーが原因のケースと枕自体の素材が原因のケースに分けたので、どちらかを参考にしてくださいね(^^)
枕カバーがツルツルの場合
枕カバーがツルツルで枕がズレてしまうケースは以下の2つの対処法があります。
滑り止めを敷く
枕が滑ってズレる場合は滑り止めシートを枕の下に敷いてみてはいかがですか?
これなら100均などでも取り扱っていますし、気軽に枕のズレを防ぐことができますよ。
枕カバーを変える
枕カバーが外せる場合は、いっそのこと枕カバーを変えるというのも一つの方法です。
比較的滑りにくいのは、ガサガサ凹凸のある素材で、例えば「コットン素材」「タオル素材」「ガーゼ素材」などです。
これらの素材が含まれている枕カバーの素材に変えて、枕がズレるのを防ぎましょう。
タオルを巻く
これは効果が薄いかもしれませんが、タオルを敷くだけでも多少ズレにくくはなります。
ちょっと大きめなバスタオルなどで枕を包むように巻きましょう。
素材がパイプやビーズの場合
中材の量を増やす
素材がパイプやビーズの場合は中材の量が関係してきます。
流動性があるパイプやビーズ素材は、中材が少ないと一か所に片寄りやすくなるので、中材の量を増やしてあげましょう。
パンパンに詰める必要はありませんが、自身に最適な高さと相談しながら、量を増やしてみると枕がズレにくくなるかもしれません。
その他にも
パイプやビーズ素材の枕のズレの対処法はひとつですが、その他にもタオルを敷いたり枕カバーを変えることでも多少変わると思うので、それらと組み合わせて、枕がズレるのを防いでみてくださいね(^^)
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