今回は低反発枕のお手入れ方法をお伝えします。

人は寝ている間にコップ何杯分という大量の汗をかいています。
特に夏場は自分でも分かるくらいですよね(^^;

その中で頭は特に汗をかきやすく、枕にその大量の汗が染みこんでいるんです。

低反発枕は通気性が悪い

大量に染み込んだ汗も、すべてが枕の中に蓄積されるわけではありません。
パイプ枕のように通気性の良い枕だと、1日経てば大抵は乾きます。

しかし、低反発枕は通気性が良くないため、染み込んだ汗がなかなか乾かないんです。
その状態で放置していると、雑菌が発生しカビやダニなどが発生する原因となってしまいます。

ちなみに、ウレタンは自然素材の枕に比べて、ダニが発生しにくいと思っていましたが、内部にはダニが大量に発生するみたいですね(^^;

枕がいつの間にか「カビやダニの温床」になってしまう前に、低反発枕を使っている場合はしっかりとお手入れしましょう。

低反発のお手入れ方法

ではここからは低反発枕のお手入れ方法を、順を追ってお伝えしていきますね。

1.低反発枕にファブリーズなどの「消臭剤」を吹きかける
↓↓↓↓↓
2.風通しの良い日陰に干す
(天日干しは中のウレタン素材が痛む原因になるので避けましょう)
↓↓↓↓↓
3.干し終わったら取り込む

低反発枕のお手入れ方法は以上です。
これを毎日、もしくは2~3日に1回行いましょう。

えっ!それだけ?
洗ったりしないの!?

そう思われるかもしれませんが、残念ながら低反発枕でできるお手入れはコレだけなんです(^^;

低反発枕は洗えない

枕は汚れてきたら「洗う」のが一番きれいになる方法ですが、低反発枕の場合はそれができません。
だから、先ほど紹介したような、簡易的なお手入れ方法になってしまうんですね(^^;

洗っちゃうとどうなる?

もし洗濯してしまうと、中のウレタン素材がボロボロになってしまいます。
手洗いなら問題なさそうにも思えますが、水につけた時点で重さに耐えきれず破れてしまうので、どんな方法で洗おうとも無理なんです。

ちなみに、もし破れなかったとしても、干した後に変色して硬くなり、使えなくなってしまうため、絶対に洗濯はやめてくださいね(^^;

天日干しでダニやカビは防げる?

低反発枕は洗えませんが、先ほど紹介したお手入れ方法を続けていれば、カビは防げる可能性が高いです。

ただし、ダニには少し効果が薄いかも・・・

ダニが死滅するのは50℃の温度で20~30分かかると言われています。
でも、日陰干しの場合だとそれほどの温度に達しませんし、ダニが多いのはウレタンの内部なので、余計に温度が低く、ほとんどのダニは生き残ってしまうでしょう。

つまり、低反発枕はいくらお手入れしても、ダニを完全に防ぐことはできないんですね・・・
購入当初は防ダニ加工などしてあるものも多いので、すぐにダニが発生することはありませんが、「何だか枕に横になるとかゆい」と思うようになったら、お手入れではどうにもなりません。

すぐに買い替えを検討しましょう。

ちなみにダニを防ぐには「通気性の良い枕」がおすすめですよ(^^)

通気性の良いおすすめ枕。蒸れが無ければカビ・ダニも防げる!

 

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