デパートやショッピングセンターなどに行くと、低反発枕を見かけることが多いですよね。
手でギュッと押した感覚が気持ちいいため、低反発枕が気になっている!という人も多いのでは?
今回は、そんな低反発枕のメリットとデメリットをお伝えしていきたいと思います。
低反発枕のデメリット
まずは低反発枕のデメリットからお伝えしますね。
デメリット1:夏場は蒸れて暑い
低反発枕はウレタン素材でできていて、通気性がイマイチです。
通気性が悪いということは、つまり寝ている間の汗の乾燥が遅く蒸れてしまうということ。
特に夏場は部屋が暑いうえに、汗も出やすいので、余計に蒸れて寝苦しくなってしまいます。
夏も快適に眠りたい!という人は低反発枕は避けた方が良いかも(^^;
デメリット2:低反発枕は洗えない
枕って使っていると汗やよだれなどで、段々と汚れてきますよね。
でも低反発枕は洗濯することができないんです・・・
もちろん手洗いもNG!
汚れているだけなら、枕カバーだけを取り外して洗えば問題ないかもしれませんが、汗を吸った枕を長年使っていると、ダニやカビなどの温床になってしまうかも・・・
しかも天日干しも推奨されていないので、日陰干しオンリーになってしまいます。
清潔感が気になる人は低反発枕は避けましょう。
デメリット3:すぐヘタって低くなる
低反発枕は、1年も使えばヘタって元の高さよりも低くなってしまいます。
2~3年も使えば、もう枕として機能しないくらいペチャンコ・・・
買った当初はちょうどいい高さでも、長年使って段々低くなると肩こりや首コリの原因にもなってしまいます。
デメリット4:冬は固くなる
低反発枕は気温や季節の影響をとても受けやすいです。
夏は柔らかかったけど、冬は硬くて寝れない・・・なんてことも。
デメリット5:寝返りがしづらい
私が思う、低反発枕の一番のデメリットが「寝返りがしづらい」ところです。
人は通常一晩に20~30回くらい寝返りをすると言われています。
寝返りとは、身体の一部に負担をかけないために、寝ている間に無意識に体制をかえること。
寝返りをしないと血流やリンパの流れが停滞し、肩こりなどの原因となってしまいます。
こんな感じで、寝返りは身体にとってとても重要な機能なんですね。
でも、低反発枕は必要以上に頭が深く沈み込むので、寝返りの回数が減ってしまうんです。
その結果、肩コリなどを発症させてしまうことにもなります。
低反発枕のメリット
次は低反発枕のメリットです。
低反発枕は値段が安い
低反発枕はとても値段がリーズナブルで、安いものだと千円程度で購入できてしまうことも。
色々なメーカーが販売していて、デパートやショッピングセンターで良く見かける理由も、安くて購入しやすいからという理由かもしれませんね(^^;
メリットとデメリットをしっかり見極めよう
低反発枕のメリットは先ほどの1つだけです。
頭が沈み込んで気持ちいいというのもありますが、沈み込んで寝返りがしづらくなるのなら、それはメリットとは呼べませんよね(^^;
つまり低反発枕は、どうしても安い枕がいい!という人だけ選ぶようにしてください。
それ以外で選ぶには、デメリットが多すぎます。
またもし安い枕の方がいいのなら、パイプ枕やそば殻などの枕の方が良いかもしれませんね。
ちょっとだけ硬いですが(^^;
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